卓上コーデックス・ライトセット保温機能付をDIYする!鑑賞性・機能性に優れたディスプレー|IKEAファブリコールを全自動温室にDIY
という訳で、「卓上コーデックス・ライトセット保温機能付」をDIYする事にしました。
鑑賞性・意匠性に優れたディスプレーします。
これがなかなかいい感じ!
「象牙宮両脇侍像」の完成です。
ご利益ありますように〜
温室が手狭問題
前回、ライトを変更して温室を少しだけ広くしました。
温室の中にあるいくつかをPCデスクの上にディスプレーしたいなーと。
パソコンしてる時、温室は後ろにあるのでほぼ見る事はありません。
仕事中でも眺めたりしたいなぁーと思ってました。
PCデスクの上(卓上)でも鑑賞したいんですよ!
コーデックスは温度管理が必要なので、その辺に置いとくのも難しい…
という事で、デスクの上でもコーデックスを育成できる環境を作ればいいじゃん!
「卓上コーデックス・ライトセット保温機能付」を作って行きます。
もちろん鑑賞性・意匠性に優れたディスプレーを意識していきたいと思います!
FABRIKORシリーズで記事を書いてますが…
今回は温室の話ではないです…
デスク上(卓上)で育成するには
コーデックスを育てる上で必要なもの!
そう!まずは光です。
みんな大好き?植物育成ライトです。
ライトの設置方法
天井にダクトレールがあるので、ぶら下げようと思いました。
が!猫のおもちゃになって叩かれる未来しか見えないのでやめました…。
壁に取り付けるパターンも考えました。
かわいいんだけど、移動させる可能性もあるよなぁ…
結論がこちら!
BARRELの「AKOND」というスタンドに決定です。
54cmと74cmのタイプがあり、54cmを購入!
BARRELさんの商品なだけにちょっと高めです…
でもかっこいいからいいんです!
植物ライトはどれ使う?
BARRELのスタンドにはBARRELの「AMATERAS」です!
と言いたいところですが…
予算の結果…
「HaruDesign HASU38 spec9」になりました。
「AMATERAS」高いんよ…
「HASU38 spec9」もかなりいいライトなのに、倍以上違うからね…
これも十分に強くて良いライトです。
同じHaruDesignの「GL-A」と比べると一回り大きいです。
なんかこれだけで強そうです。
左 GL-A:Φ95mm / 右 HASU38 spec9:Φ120mm
「HaruDesign HASU38 spec9」の特徴
サイズは大きめ。
照度もPPFDもかなり高く観葉植物では葉焼けするレベル。
- 寸法:H137mm、Φ120mm
- 重量:285g
- 消費電力:22W
- 照度:76300lux(40cmの場合)
- PPFD:1224μmol/m2・s(40cmの場合)
保温はどうする?
ライトはつけば問題ないのでいいんですが、問題は温度(保温機能)です。
部屋にいる時は暖房とかつけてるからいいんだけど…
留守の間や寝てる時は冷えちゃうよね…
植物の発芽用ヒートマットを使おうかと思いました。
が、ペット用の電気パネルが家にあったので、それを使う事にしました。
発芽用ヒートマットみたいにペラペラじゃないからこっちのがいいかな。
でもウチにあったの白いんよ…
このままじゃビジュアルが非常に残念!
って事で、ビジュアルを改造していきます!
見た目が重要
電気パネルにそのまま置いてもいいんですが…
卓上なので、ビジュアルが重要です。
このままでは見た目が残念なので、電気パネルの上に鉄板を置く事にしました。
鉄板なら暖かくなるし、かっこいいんじゃね?って事です。
鉄板を塗装
まずは鉄板ですが。
電気パネルに合わせたサイズで。
アマゾンってホント何でも売ってるね!
このままでは普通に鉄板なので黒く塗装しました。
もちろんアイアンペイントで塗装しました。
マジで1家に1つは必需じゃないかと思う。
今回も下にプライマー処理してます。
塗装はスポンジでぽんぽん塗装していきます。
ただ、植木鉢などを上に置くと剥がれる事があるかもしれません。
より質感も良く、剥がれない。を目指すならシーズニングがいいかも!
やってないので保証はできませんが…
シーズニングとは
鉄製の鍋などに油膜を作ってサビや焦げ付きから守る方法。
簡単にやり方を説明すると、サラダを薄くぬる。
コンロで直火で焼く(煙が出なくなるまで)。
これを3〜5回繰り返すとブラックポットという黒光りした良い感じになります。
周りを木材で
このままでは乗ってるだけなので周りを木枠にします。
あと、AKONDはライトが重いと重心が前目になって倒れやすい…。
この問題も解決していきます!
(猫にすぐ倒されそうだからね)
では、さっそく!
これが土台になります。
真ん中の板(電気パネルの支え)は後で説明するよ。
端材なので汚れてるけど見えないのでOK!
電気ヒーターのコネクタの部分だけちょっと厚くて出っぱってる…
なのでトリマーで適当に削った。雑だけど見えないのでOK!
で、そこにパネルをセット!
コネクタ部分の上面カバーをセット(こっちも削ってる)。
さっき塗装した鉄板もセット。
ここまで来るといい感じ!
塗装しました。
塗装はもちろんブライワックスです。
机もブライワックスなので分かりにくい!
さっそく全部セッティングして起動テストしてみた!
おお!いい感じ!
実は、ライト側の木材には溝が彫ってあります。
トリマーでちょちょいっとね。
ここ工夫ポイントです。
ここには、Akondの足が収納されるんです!
そのために1枚目の板の左右をあけていたんです。
Akondに重いライトをつけると重心が前に来てすぐ倒れる〜はこれで解決です!
台の高さ分、ライトと植物の距離は短くなるから注意!
自動化する
作ったライトとパネルヒーターを自動化していきます。
毎日ON/OFFとかやってられないからね。
と言ってもSwitchBotのスマートプラグを使えば超カンタン!
ヒーターパネルは、夜に電源ON、朝に電源OFF。
ライトは、朝に電源ON、夜に電源OFF。
と設定しました。
別の動きをするから2つ必要。
使い方はこちら
完成と感想
卓上とかPCデスクと言ってましたが、結局、棚の上にセッティングしました。
ふう!やっと完成したぜ!
グラキリスを3つ置きました。
めっちゃいい感じではないでしょうか!!
雰囲気もあるし!
なんかちょっと幻想的だし。
無骨で漢心をくすぐりますね。
あとは、ほんとにこれでグラキリス君たちを維持できるか?
しばらく様子見ですね。
調子悪そうだったらすぐ温室に帰ってもらいます。
一番の懸念は、猫がグラキリスを落とすパターン!
下が温かいから、「ココデ ネタイ!コイツ ジャマ!」エイッ!
これが最も恐ろしいパターンです…
ディスプレーのモチーフ
実はこのグラキリス・ディスプレーにはモチーフがあります。
それがこれだ!!
なんと!「阿弥陀如来及両脇侍像」です!
この仏像をイメージさせて頂きました!
「象牙宮両脇侍像」とでも名付けましょうか。
※パキポディウム・グラキリスの和名は「象牙宮」です。
ご利益あるといいなー
なんかいい事ありますように!
余談ですが
さっそく起動させてみたのですが…
鉄板が全然暖かくならない!!
ナゼナンダイ?と分解してみると…
ヒーターパネルの表と裏が逆だった…
という事であっさり解決!
みなさんもヒーターパネル使うなら表と裏に気をつけて!
Leave Your Message