トリマーテーブルを自作!見た目重視で合板は使わない!
![](https://design9.jp/wp-content/uploads/2022/07/trimer.png)
これをトリマーテーブルといいます。
ずっと欲しかったんですよー
なので作ってみる事にしました!
見た目も重視して合板ではなく集成材で作っていきます。
トリマーって便利ですよね?
そのトリマーをもっと便利にするトリマーテーブルなるものを作ってみようと思います。
ルーターテーブルって言ったりもしますね。
ルーターは大きいのって解釈してますがあってるのかな?
トリマーテーブルって何?
トリマーテーブルとは、天板のに穴が空いていて、そこから上向きにトリマーのビットが出ているテーブルのことです。
トリマーテーブルならフェンスという部分に沿って木材を動かす事で真っ直ぐきれいに加工できます。
トリマーが固定されて木材を動かして作業できる。って事ですね。
倣い加工(ガイドを作ってそれに合わせて削る加工)のにもおすすめです!
ま、あるとかっこいい!って話。
で、このトリマーテーブルも売ってるんですが、高い!
なので、作ってしまおうという事です。
![Stax tools 401 Wood Cooker Router Table](https://design9.jp/wp-content/uploads/2023/04/image-6-200x200.jpeg)
BOSCHパワートリマー PMR500
今回使用するトリマーはBOSCHのパワートリマー PMR500です。
なぜこれかと言うと、基本BOSCHで揃えてるから!
でも、京セラのMTR-42がいいかもしれないです。
1万円を切って高性能です。
本体をくるくる回すことで高さが微調整できるんですね。
高さの調整って面倒なんですよね…
これも欲しい…
ゴムの木の集成材
ネットで見るトリマーテーブルと言えば合板を使ったものですが、見た目重視で合板は使いません。
だってかっこよくしたいじゃん!
ゴムの木の集成材を使用しました。
集成材はマルトクショップで購入。
色んな種類の無垢材や集成材が購入できます。
おすすめです。
無垢材がいいけど高いじゃんw
あと集成材のが曲がりにくいからね!
ゴムの木は硬さも強度もあり手頃な価格なのでDIYにおすすめです。
ホームセンターとかにあるパイン集成材よりも硬いのでテーブルにもおすすめ。
(硬いって事はその分詰まってるので重いって事にもなります)
固さ:ナラ>ゴムの木・タモ>>>>>>パイン
ウォールナットとかは硬くて色もかっこいいですが、めちゃ高いです。
![硬さイメージ図](https://design9.jp/wp-content/uploads/2022/07/202207_4-800x450.jpg)
購入したサイズは、長600mm 幅450mm 厚30mm にしました。
追加でフェンス部分(スロットトラックでスライドさせて固定できる)も購入。
フェンスのサイズは、長600mm 幅100mm 厚50mmとしました。
という結構簡単な作りです。
![イメージ図](https://design9.jp/wp-content/uploads/2022/07/202207_5-800x450.jpg)
スロットトラック用の溝
Tスロットトラックというスライドをさせるのに便利なものがあります。
今回使用したのは、CarAngelsのTスロットトラックです。
アルミ製なので精度も高いし、インパクトでも穴開けができて楽です。
長さは300mm〜1220mmまであり、幅は30mmです。
今回は400mmを購入。
![溝を彫る](https://design9.jp/wp-content/uploads/2022/07/202207_6-800x450.jpg)
このTスロットトラックを埋め込むために、溝をトリマーで彫っていきます。
いらない端材をガイドとして使用し、ズレないようにクランプで止めていきます。
クランプはいくつあってもいいもんだ。
クランプは小〜大まで揃えたほうがいいですよ。
スロットトラックが12.8mmの厚さなので12.8mmまで彫り進めます。
2〜3回に分けて彫った方が良いです。
一気に深くやると焦げる可能性があるので注意です。
![ノミで角](https://design9.jp/wp-content/uploads/2022/07/202207_7-800x450.jpg)
トリマーで彫ると端の部分はどうしても角がRになるので、ノミで角にする必要があります。
ここにTスロットトラックを入れてビスで止めていきます。
フェンスを固定できるように
さっきのTスロットトラックにTスロットファスナーなるものを入れる。
フェンス部分にM6のボルトを通せる穴を開ける。
穴はM6のボルトなので6mmのドリルで。
付属のボルトでは長さが足りないので寸切ボルト(長ネジ)を購入。
これを程よい長さで切断です。グラインダーとかないので金属用ノコギリを使用。
で、ファスナーにボルトを通してノブを回せば固定できるようになります。
穴を開けるドリルですが、竹用ドリルってのがキレイに穴を開けれます。
まじおすすめ!
![中心出し ドリルガイド](https://design9.jp/wp-content/uploads/2022/07/202207_2-800x450.jpg)
角材などに穴を開けるときに中心を出すのにめっちゃ便利なアイテム!
中心出し ドリルガイドです。
(ダボ穴を開けるのにも使える)
100mmまでの木材の中心ならこれで簡単に出せます!
プレート取り付け
さてやっとメインのトリマーの取り付けです。
トリマーの取り付けには、アルミ板とかアクリル板を程よいサイズに切って穴を開けるか、ネットでプレートを買って、トリマーとビス止めするわけです。
アマゾンでインサートプレートってのを購入。
正直、プレートはどれがいいかはよく分からないw
適当に買ったらトリマーとビスの穴が合わなかったwww
たぶん、ルーター用ってあるからサイズが違うんだと思う…
だったらアルミ板を買って加工すれば良かったよ…
しょうがないのでトリマーのビス位置に合わせて穴を追加します。
アルミなので普通にインパクトのドリルで穴は開けれます。
![](https://design9.jp/wp-content/uploads/2022/07/202207_8-800x450.jpg)
さて、テーブルに穴を開けます。
トリマーを取り付けるので結構大きな穴です。
サイズはトリマーに最初からついてるプレートのサイズです。
これね。
![プレート](https://design9.jp/wp-content/uploads/2022/07/202207_10-800x450.jpg)
穴を開けて、そこからジグソーで切っていきます。
見えないからいいんだけど、やすりでキレイにしました。
![ジグソー](https://design9.jp/wp-content/uploads/2022/07/202207_9-800x450.jpg)
さらに!アルミプレートが入るように彫っていきます。
アルミプレートがさっきの穴より一回り大きいので、プレートでひっかかるイメージですね。
プレートとテーブルの固定はビスでもいいですが、今回は鬼目ナットを埋め込んでビス止めしています。
(ちょっと彫りすぎたのでマスキングテープでごまかしてますw)
![鬼目ナット](https://design9.jp/wp-content/uploads/2022/07/202207_11-800x450.jpg)
色ついてますが、塗装してます。
塗装はブライワックス。
穴とプレートのサイズを確認
手前、サイズをミスったので意味あるふうに誤魔化してますwww
![プレートはめ込み](https://design9.jp/wp-content/uploads/2022/07/202207_12-800x450.jpg)
完成!
あとは全部を取り付けるだけ。
フェンスを2つ付けてみた。いらないと思うけどこれで挟んで加工すればズレないでしょ!
2つ付いてるのなんて見た事ないけど…邪魔だったら外そうw
![完成](https://design9.jp/wp-content/uploads/2022/07/202207_14-500x281.jpg)
![完成](https://design9.jp/wp-content/uploads/2022/07/202207_13-500x281.jpg)
![完成](https://design9.jp/wp-content/uploads/2022/07/202207_15-500x281.jpg)
![完成](https://design9.jp/wp-content/uploads/2022/07/202207_16-500x281.jpg)
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