チェッカーガラスを使った木製の框ドアをDIY!リビング&オフィスドア作成
仕事が忙しくてなかなか手をつけられなかった...
今回はオフィスとリビングのドアなので、上部に採光のガラスをつけて、木で四方を囲んだ「框ドア」をDIYで作成します。
今まで色んな作りのドア作ってきました
今回はメインとなるリビングとオフィスのドア!
なので2×4材ではなくゴム集成材で作成!
ドアとしてもちゃんといい感じにしたい!
上部がガラスの框(かまち)ドア
日の光が入ってほしい!
見た目もかわいい!
オフィスとリビングの2つドアは、上部に採光のガラスをつけて、木で四方を囲んだ框ドアにします。
かっこいいからね!
框ドアとは
框材と呼ばれる枠材で四方を枠組みし、その中にガラスなどを入れた戸。
重厚でガラス面が大きくとれますが、価格が高価になる。
ちなみに…
タイトルでもガラス、ガラスって言ってますが…
ウチの犬(ラブラドールxフレブル)はデカくてパワフルなので、何があるか分からない!
って事でガラスはやめてアクリルにしました。
(ぱっと見はガラスにしか見えませんが、触ったらバレるぞ!)
ガラス(アクリル)はチェッカー柄を採用!
これが一番かっこいいよね!
ただ、このチェッカー柄のアクリルがなかなか売ってなくて困ったよ!
楽天で発見しました。
だいたいこんな感じ框ドアを買うと20〜30万ぐらいします。
やすくても15万ぐらいかな。
しっかり計算してないけど、ドア2枚で3〜4万円ぐらいで作成しました。
デザインする
単純に框ドアって言ってもデザインが色々違います。
四辺を木で囲んで中のパネル部分をどんなデザインにするか?
最初は色々装飾を入れようかと思いましたが、シンプルでもいいんじゃないか?
大変そうだしね…
って事でイラレで早速デザインしてみたぜ!
この2つドア、微妙にサイズも違う…
四辺の框部分の太さなどは特に決まりとか無さそうなので、何となくでサイズも決定…
パーツのサイズによって色分けして木材を発注しました。
近所に木材屋さんがあればいいですが、無ければネットで注文が便利です。
木材通販のマルトクショップ
加工開始!
ひたすら削る
さて、加工開始です。
まずは設計図に合わせてひたすら削ります!
長さはカットは注文時にオーダーしたのでカット済み。
パネル部分の加工
パネル部分は四辺の枠に溝をつくってはめ込む形になるので、パネル周りだけ厚さ1cmになるように削ります。加工はトリマーテーブルを使います。
これも自作となりますが、基本はトリマーを裏から付けただけです。
溝を掘る
四辺の枠にはパネルとアクリルをはめ込む1cmの溝を掘っていきます。
凸加工
四辺の枠はほぞ組みにするので、凸に加工します。
組み立てる
削りまくったら、組み立てます!
ほぞ組み&ダボで固定していきます。
いざ!組み立て!
組み立てるとやっとドアっぽくなってきてテンションも上がります。
ボンド使ったらクランプで固定は必須だぞ!
黒色に塗装する
元の木目調もいい感じだったのでブライワックスも考えましたが、今回はスプレーで黒色に塗装してみました。仕上げにウレタン塗装のクリアもしてます。
溝部分はスプレーで塗りきれないので、細い筆で塗装しました。
蝶番は?
蝶番(丁番)とは?
蝶番は「ちょうつがい」と読みますが、丁番「ちょうばん」と表記されることもあります。
ドアの開閉の支点となる金物部品のことです。
「ヒンジ」とも呼ばれることもあります。
「平蝶番」「擬宝珠蝶番」「フランス蝶番」「旗蝶番」「ピボットヒンジ」など様々な形状があります。
框(かまち)ドアは木のパネルを木で囲んでるので全部木でできてるって事!
つまり、めっちゃ重いんです。
通常のドアはフラッシュドアって言って、中が空洞になっています。
今回は「義星丁番」を採用しました。
サイズはドアの厚みで考えた方が良さそうです。
大きくゴツいのが丈夫そうだけど、ドアからはみ出るのはどうかと思うからね。
取り付け位置
重い!ってことは蝶番もしっかりした蝶番を、適切な位置に取り付ける必要があります。
と言ってもよく分からない!
調べてみるといろんな取り付け方があるようで…
蝶番の数も2つだったり3つだったり…
今回は結構重いドアなので、3つにします。
さらに上下中央に付けたりもするようですが、どう考えても上部に負荷がかかるよね?
という事で画像のような取り付け位置にしました。
左図は上下に200mmあけてセンターに配置。
右図は上下に200mmあけて、上から蝶番1つ分あけてその下に追加。
今回はこの右図のパターンにしました。
取り付け
蝶番の位置を決めたら、蝶番の厚さ分だけノミかトリマーで削ります。
もちろんドア枠側も蝶番の厚さ分だけ掘ります。
(ドアとドア枠の蝶番の位置が同じになるように!)
ここに蝶番を取り付けるんですが、必ず下穴を作る事!
そして、ちゃんと中心に来るようにする事!
これらが適当だとドア自体がずれてしまう原因になります。
トリマーは「京セラ MTR-42」を使用してます。
安くて使いやすいのでおすすめです。
ここで下穴を開けるために使っているのが、「センター一発」です。
きれいに中心に下穴が開くので、蝶番つける時には欲しいアイテムです。
基本的に上部に一番負荷がかかると思うので、このような位置に配置しました。
ドアノブは?
通常のドアノブをつけるには、また穴を開けて中をくり抜いて。って作業が必要に…
ドア枠の方もラッチ分穴を開けて削って…
なかなか面倒な作業ですね…
ということで、ラッチなしの、引っ張れば開くドアに仕様変更です。
片側だけ取っ手をつけて引っ張れば開く形です。
逆側からは押せば開く。です。
押して開けるタイプであれば、荷物持ってて手が塞がってる時でも開けやすいし!
取り付けるだけなので超カンタン!
真鍮製で、ゴールド、シルバー、ブラックの3色あります。
押す側にもプレートをつけようと思ってるけどまだ付けてないです…
手垢がつくのでプレートもつけた方が良いと思います。
ご購入は↓
ドアクローザー
このままでは、ドアが閉まった状態で維持はされますが、ラッチをつけてないので風などで開いてしまいます。
ドアを閉める時にバーン!って音もなっちゃう。
通常は、ラッチがあるのでドアが閉まった状態で維持されますが、そのラッチをつけてないわけです。
じゃ、ドアクローザー付けるか?
ドアクローザーがあれば閉まった状態にもできるし、自動でも閉まる!
でも、デカくで主張が激しいんよね…
という事で!
今回はスガツネの「ラプコン ドアダンパー」を取り付けました。
小さくてシンプル!
これで閉じた状態で維持もできるし、ゆっくり閉まる!
ドアを開けた時は、アーム部分が離れますが、閉まっていくにつれ受けに収まりゆっくり閉まる!
詳しくは↓
完成!
というわけでリビングとオフィスのドア完成です。
全体的に工程が多いのでざっくり薄味でした。
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