2×4材で作る:おしゃれなバーンドアのDIY デザインと作成方法
普通のSPFの2x4材なので、作成後のドアの変形も考慮して作成しました。
今回はバーンドアに仕上げてみました。
バーンドアとは、上吊り戸でアメリカの納屋のようなイメージです。
鋲を打ち込んで重厚感もアップさせました。
2×4でバーンドアをDIY
今回は2x4材を使って安くドアを作っていきます。
2×4材は安く、柔らかいので加工がしやすい!という事でDIYerにご用達の材料です。
しかし!柔らかく加工がしやすい。という事は曲がりやすいという事でもあるんです。
じゃぁ、そんなのでドアつくって大丈夫?ってなるじゃないですか?
別の形の通常のドアもDIYしました。
バーンドアとは?
アメリカの納屋や倉庫で使われていたスタイルの引き戸です。 英語のbarn(納屋)の意味で、納屋に使われるようなドアをbarn door(バーンドア)と言います。 スチールのレール・ローラーがむき出しになっているのが特長で、ヴィンテージ調の木製扉とよく合います。
上吊り戸って事ですね。
上吊り戸の金具が必要なのでこいつを購入!!
壁にレール部分を固定して、その上に滑車をつけたドアを引っ掛ける感じです。
壁の中には下地が必要です。
石膏ボードなどには重いので固定できないと思います。
今回はリフォームで、大工さんに「バーンドアっての付けるから下地を入れといて!」とお願いしてあります。
いつもありがとう!植村建築さん!
上吊り戸なのでドアは浮いています。
下にレールやローラーなどは必要ありません。
ペットがいる家だと、レールやローラーは毛が絡まるのでおすすめしません。
作りを考える
枠は2×4で組み立てるとして、パネル部分をどうするか?
結果としては、1×4を並べる事としました。
そのため、枠の内側には1×4をはめ込むための溝を彫ります。
そうする事で木材の歪みが出にくいと考えます。
更にパネル部分となる1×4はダボで繋げる事で更に曲がりにくくなると思います。
何とも説明が難しいので、イラストで図解してみました。
簡単に言うと、周りの枠部分は2×4。
内側には幅20mm、深さ10mmの溝を掘る。
パネルになる部分は1×4。
隣に来る1×4とはタボで繋ぐ。
あとは合体!
イラストの黄色の部分が周りの枠にはまり込む部分です。
周りの枠は出っ張り作ってハメましたが、外側からビスも打ってます。
ビスを隠すためにその上にダボを入れました。
少しはイメージできるでしょうか?
組み立てる
枠を組み立てていきます。
横枠が来る部分だけ穴を深く彫ってます。
そこに横枠をはめ込む感じです。
どんどん組んでいきます。
内側にパネルとして1×4の板(19mmの厚さ)をハメ込む用に約20mm(深さ1cm)の溝を彫ってあります。
この溝はトリマーテーブルで彫りました。
ダボでつなげる
パネル部分となる1×4の板は全てダボで繋げる事としました。
こうする事で、それぞれが曲がりにくくなります。
まずはダボ用の穴をあけて、枠に1×4の板をはめこむ。
穴にダボ挿してボンドつけて、次の1×4の板をはめこむ。
これを繰り返していきます。
使用したダボは8mmです。穴も8mmのドリルで開けました。
ドリルは竹用ってのがキレイに開けれるのでおすすめです。
パネルやダボをはめ込むにはゴムハンマーを使いました。
普通の鉄ハンマーは木材が凹みます。
HDDの換装などにもこのゴムハンマーは使いますね。
ボンドはゴリラを使用。
小さいの買ったけど後から大きいの買ったので最初から大きいのを買えば良かった…
建具屋さんもこのボンド使ってました。
ダボって難しくない?って方におすすめですアイテムがこちらです。
中心に穴、同じ位置に穴、垂直の穴を開ける。
正確なダボ継ぎ加工が可能となるアイテムです。僕も使ってます。
鋲で重厚感UP
鋲を取り付けてそれっぽくしてみました。
重厚感が増したと思います。
取り付け位置だけ決めて、鋲を打ち込むだけです。
これはネイルタックという商品で画鋲みたいなもんです。
こちらもゴムハンマーで打ち込みました。
このままではツルツルで色も微妙なので、アイアンペイントで塗装しました。
アイアンペイントはスポンジでポンポン塗装するのがおすすめです。
そんなこんなしてる間にレール部分を大工さんがつけてくれました!
レールはドアが乗っかるのでかなり重い。
壁の中の下地(柱)にちゃんと取り付ける事!
完成、取り付け
こちらが取り付けた状態です。
ちなみにこの中はクローゼットになってます。
玄関前にすぐあるので猫砂など重いものもすぐ収納できるようになってます。
塗装はBRIWAXを使用。
レールが壁に固定されており、そこに引っ掛けてあります。
レールの両サイドにはストッパーがあり、ドアを開けた時、閉めた時のドアの移動範囲を決める事ができます。
1枚目のストッパーはドアの上部に取り付けます。(丸いの)
地震などでドアが浮いた時に外れてしまわない為のストッパーですね。
2枚目は床に取り付けます。
これがないとドアの下部がふわふわしてしまいますが、このストッパーがあることで下部もぐらつきません。
想像以上に軽く開くしいい感じのドアができました!
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