DIYで漆喰リフォームした感想!漆喰のメリット・デメリット、漆喰の種類を解説
が!その前に漆喰のメリット・デメリット、漆喰の種類、下地処理が必要?
などを実体験を元に解説していきます。
漆喰を使う理由
通常の家ではクロスを使うと思います。
でも、個人的にクロスは好きじゃない!
10年もするとクロスはどうしてもボロボロになる…
カビなどで汚くなってしまう…
(つなぎ目とか目立ってくるじゃん?)
うちには猫の爪問題もあるし…
張り替えるとなると全部変える必要がある。
って事でクロスはあまり使いたくない。
でも!漆喰だったら重ね塗りもできる!
上からペンキで塗る事もできる!
(やるかどうかは別として…)
という事で、我が家は漆喰を使う事が決定しました。
今回は漆喰のメリット・デメリット。
漆喰の種類を経験則も踏まえて解説していきます。
(この記事は実際にDIYで漆喰を塗ってから1年後に書いています)
漆喰のメリット・デメリット
漆喰のメリット
- 経年劣化しにくい
- 耐火性が高い
- 調湿効果がある
- 静電気が起こりにくい
我が家で重要なのが「静電気が起こりにくい!」これ!
我が家には猫さんが7匹おります。
クロスだと静電気で猫の毛がくっつく事があるんですよ。
漆喰だとそれがほぼない!
(漆喰をコテ跡残しのデザインとかにするとそこに引っかかる事はある)
もう1つ重要な事が!
何と猫さん、漆喰では爪を研がないんです!
うちの7匹はやらない。
だから、みんなやらないと思います(たぶん)。
調湿効果の方ですが、効果があると言われてるけど正直これは分からない!(経験則)
漆喰のデメリット
- 施工に時間がかかる
- ヒビが入る事があり
- 汚れが目立つ
- ミスるとテカる
時間がかかるのはしょうがない。
汚れが目立つのは、数年もしたら上からペンキを塗れば問題なし!
漆喰にペンキは塗れるんです。←経験あり
(漆喰はアルカリ性なのでアルカリ耐性がある塗料がいいかも。あと、調湿効果はなくなるかも)
どの漆喰を使う?
さて、問題はどの漆喰を使うか?です。
というのも、現代ではいろんな種類の漆喰が出てるんです。
大きく分けると
本漆喰
消石灰が主原料で、麻スサ紙スサや海藻糊などが入った自然素材。
職人さんが海藻糊を炊いて、麻スサをほぐして入れて消石灰を練り込む。
という、この時点で大変そうです…
はい、次。
調合済漆喰
消石灰に繊維やふのり、 微骨材を混ぜて練り上げた漆喰。
最初からのりとかは混ぜてあるので、水と混ぜれば使用できます。
これはありですね!
練済み漆喰
すぐに施工可能な状態にしてある漆喰。
これが最も簡単!蓋開ければ即塗れる。
ただし、金額は高い…
最初から色をつけてくれてるものもあります。
もう1度漆喰塗るならこれかな?
これも練済み漆喰です。
これは自然素材100%で、お子さんと一緒に塗るとかならベストな漆喰だと思います。
コーラルテックスええやん!
ローラーで塗れるし!と思ってました…
よく考えるとローラーの跡がなー。ほこりとか引っかかるし…
なるべく平らな壁がいいです。
結果…
我が家では、調合済漆喰の「大和しっくい」にしました。
大和しっくいにした理由
そらもう金額ですよ!
練済み漆喰は、高い!高すぎる!!
練済み漆喰が18kgで10000円、調合済漆喰は20kgで3〜4000円ぐらい。
(ここに水を入れるからもっと違う)
はい、調合済漆喰の圧勝です。
だって大量に使うんだもの!
1部屋だけー、この壁だけー、な使い方なら練済みを使うのをおすすめします。
漆喰にも下塗り(アンダーコート)
漆喰をそのまま塗ると、アク、シミなどが出てくる事があります。
また、石膏ボードの表面の紙が剥がれてくる事もあるそうです。
新築だったり壁自体がリフォームで新しいならアクやシミは出にくいですが、
以前古い土壁に直で漆喰塗ったら、そらもう大変な事でしたよ…。
せっかく白い漆喰塗ったのに、アク、シミとか悲しすぎ!
という事で、石膏ボードにパテ処理したら、今度は漆喰の下塗りをしていきます。
それがこれ!
畑中産業さんの「アンダーコート」です。
使う漆喰も畑中産業さんの「大和しっくい」。
同じメーカーの物のが良さそうやん?
アンダーコートを塗る理由
- ヤニ、アク、シミ防止効果
- 仕上げ材の接着力の向上
- 水引き調整効果で施工がスムーズ
という事でアンダーコートを塗った方が綺麗で施工がスムーズです。
実際に漆喰を塗った感想
調合済漆喰の感想
DIYでやれなくはない!
が、水を混ぜるて練るのも、塗るのも結構しんどいぞ!!
自分で水を混ぜる必要のある「大和しっくい」ですが、水の量は、季節、温度、環境に合わせて調整する必要があります。
規定通りの水の量で練ったんですが…
塗ってみるとすぐ乾いて伸ばすのが大変だった…。
もう少し水を入れて、ゆるめにしても良かったな。と今は思う。
テカリで言うと、綺麗に平らにしようと何度もコテをやってるとテカってくる!
これは誤算だった。
後半には塗るのも慣れたけど、コテ跡残しのデザインのが誤魔化せて楽です。
しかも、その方がテカリも出にくい(分かりにくい)です。
練済み漆喰の感想
これも以前使った事があるので感想を書いておく。
練る必要がないのは本当に楽だったんだと今思う。
塗る時もすぐ乾く!とか意識せず塗れたので上手く調合されているんだと思う。
(温度の影響もあるとは思うが)
しかし、金額は随分高くなるので、
「この部屋だけ」「この壁だけ」でDIYするのなら、練済み漆喰を激しくおすすめする!
あと、、、
次回のネタバレにもなるんですが、書いてしまいましょう…
実は漆喰の部屋を減らした
全部屋を漆喰にするつもりだったんですが…
実は、トイレと寝室だけが漆喰になりまいした。
では、他の部屋はどうしたか?
他の部屋は全て下地材のアンダーコートを重ね塗りで仕上げとしました。
なぜなら、
アンダーコートは綺麗に塗れる!
しかも!アンダーコートの仕上がりの質感がめっちゃいい!
でも、それはそれで問題もありました。
アンダーコートを仕上げ問題点
アンダーコートで仕上げでいいじゃん!
と思って色々調べたけど一切出てこなかったの書いておきます。
アンダーコートは水に弱い!
アンダーコートは水に弱いんです。
水つけて擦れると取れてきます。
まぁ、これは畑中産業のホームページにも書いてあったので、知ってました。
だから、トイレはクロスと漆喰。
キッチン周りはクロスにしたんですけどね。
水がかかってしまった所に跡が残ったりするんですよね…
引っ掻くと白くライン
猫はあまりやらないんですが、犬が壁を引っ掻く時がある!
そうすると、壁に白いラインが残るんです。
これは想定外でした…
現在考えているのが、アンダーコートの上からペンキを塗るです。
と言いつつまだやってないけどね…
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