完結篇 IoTを使って全自動で管理する!|IKEAファブリコールを全自動温室にDIY
これで完結編となります。
ついにIKEAファブリコールの温室が完成します。
では、行ってみましょう!
ライトの自動化
まずは一番簡単に自動化できるところから始めます。
「Vol.4 植物用ライトをどう取り付けるのか」で取り付けたライトを自動化です。
使用したオーム電機のスポットライトはコンセント式。
つまり、コンセントでON/OFFできればいいので簡単です。
コンセントでON/OFFさせるにはこの「SwitchBot スマートプラグ」を使います。
プラグを挿したら、アプリを入れて設定するだけです。
SwitchBot スマートプラグで何ができる?
- どんな家電もスマホでオンオフできる
- 消費電力をスマホで確認できる
- スケジュール、タイマー、カウントダウンを設定して自動化できる
では早速スマホにSwitchBotのアプリをインストール!
アプリの設定はめちゃ簡単です。
これで温室のライトはスマホからON/OFFが可能なりました。
スケジュール機能で、朝7時に自動点灯、20時に自動消灯になりました。
日の出、日の入りでON/OFFとかも可能です。
ファンを自動化
「Vol.5 – 温度と湿度の管理」で取り付けたファンもスマートプラグで自動化します。
(ライトとは別の動きをするのでプラグをもう1つ購入)
ファンもスマホからON/OFFが可能になりました。
スケジュールで1日2回2時間、起動する事にしました。
(変更も簡単なので後々変更予定。)
温度・湿度をトリガーにファンを操作
さらに!
ファンは「温度35度」または「湿度75%」になったら起動するようにしていきたいと思います。
これは「SwitchBotプラグ」だけではできません。
「SwitchBot温湿度計(Vol.5で導入済み)」と「SwitchBot Hub Mini」が必要になります。
「温湿度計」のデータを「Hub Mini」が取得して「プラグ」のスイッチを入れるって形です。
こちらが「SwitchBot Hub Mini」。
思ったより小さいです。単3電池と比較。
あくまで比較用です。電源はUSBになります。(ややこしい比較ですいません…)
「SwitchBot Hub Mini」で何ができる?
- 他のサービスと連携できるようになる
- Wi-Fi通信して、外から操作する事もできるようになる
- 家中のリモコンを覚えさせる事ができる
(テレビ・エアコン・照明などの家電をスマホやスマートスピーカーで操作)- アレクサなどのスマートスピーカーとも連携できる
(「アレクサ、おはよー」と言うだけで自動でカーテン開いてテレビついてコーヒー淹れるとか)
こちらも設定は簡単です。
「SwitchBot Hub Mini」の設定完了です。
ついでにエアコンとかも登録しときました。
「Hub」、「温湿度計」、「プラグ」が連携できたので、
「温湿度計」の数値をトリガーにファンが挿してある「プラグ」を自動操作させたいと思います。
SwitchBotのアプリで、シーンを追加するだけなので簡単です。
これで温室内のファンは、
「温度35度より高い」場合にスイッチオン。
「温度25度より低い」場合にスイッチオフ。
「湿度70%より高い」場合にスイッチオン。
「湿度50%より低い」場合にスイッチオフ。
となりました。
加湿器も自動化
加湿器は、+Styleの製品なのでスケジュール設定は+Styleのアプリで行います。
これで1日2回3時間、加湿器が起動します。
加湿器も湿度をトリガーに操作する
さて、この加湿器も湿度が○○%でON/OFFしていきましょう!
と行きたい所なんですが…
今までは全部がSwitchBotなので簡単に連携できたのですが、加湿器は+Style製品なのであります。
+Styleは、SwitchBot Hubと連携ができません!
加湿器にリモコンが付いていれば、SwitchBot Hubにリモコンを覚えさせる事もできたのですが…
実は、+Styleにもスマートマルチリモコンってものがありまして…。
SwitchBotの温湿度計とHubが合体した感じかな。
温度・湿度・照度のセンサー付きで、データを使って加湿器を自動化させる事ができるんです。
でもさー…
今さら、+Styleのスマートマルチリモコンも買うのは嫌じゃん…
SwitchBot Hubと同じようなもんだし…
ってか、これを温室に入れっぱなしってのもどうなのよ…。
普通はリビングとかだよね…。
と言いつつ「IFTTT」があれば何とかなるっしょ!!
と思っていたのですが…
「IFTTT」とは?
スマホに入れるアプリで「IF This Then That」の略です。
「If This」に当たるのがトリガーで「Then That」の部分はアクションです。
例えば、If This(温室の湿度○%) Then That(加湿器をON/OFF)という感じで使います。
・スマホのGPSも利用して、駅についたらメールを送ったり
・ツイッターの投稿があったらメールを送るとか
そんな事が自動でできます。
子供のスマホとかに設定しておくと便利かもしれませんね。
ところが!
+Styleさんったら、IFTTTに対応していなかったのです!!
SwitchBotと連携できない!IFTTTも使えない!
(IFTTTもいいアプリだったのですが、有料化してしまって3つまでしか無料で使えません…。)
こうなると、解決策は
- SwitchBotの物理ボタンを押すやつで加湿器の電源ボタンを押す
- +Styleのスマートマルチリモコンを買う
- SwitchBotの加湿器にする。(デカイんっすよ… )
ぐらいかな…
SwitchBotの物理ボタンにするか…
これ動きがかわいい。でも見た目がかっこよくはない!笑
加湿器の自動化はスケジュール機能のみでしばらく様子見する事にしました!
温度や湿度が上がりすぎたり下がりすぎた場合はアラートが来るようSwitchBotで設定済!
(SwitchBotアプリの温湿度計からアラート設定)
Hubとも連携してるから、外出先からでも加湿器も動かせる!
ま、問題ないでしょ!?
という事で、これで完了とします!!
完成と感想
これにて「IKEAのファブリコールを温室に!IoTで全自動温室を作る!」は完了です!
毎日、自動で植物ライトが点灯してくれるので非常に楽です。
温度湿度もスマホで確認できますし外出先からも操作ができるのはとても便利です。
この2枚の画像はアイアンペイントで塗装済
温室のおかげで冬でも葉は全く落ちずに茂りまくってました。
(通常は冬は落葉して休眠期に入る)
休眠させた方が良いって意見もありますが…
猫がビニール温室を破ってしまった事がきっかけで作り始めた温室ですが
今も上で寝てます!笑
あったかいのでお気に入りのようです。
何なら上に乗る猫が増えました…。
ウメちゃんに似てますが、サイズが違います。
ウチで最も大きいマツです。
約10kgの巨体なので不安です…。
完成して何ですが…
うちのコーデックスさん達もあったかくなってきたのでそろそろお外に出す季節です…。
アイアンペイントで黒色に塗装してみました
「IKEAのファブリコール 温室化DIY」のまとめ
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